最新の投稿
葉の上にある白い錠剤

ヘルペスとはヘルペスウイルスというウイルスが皮膚や粘膜などの場所に感染し、水膨れが出来てしまう病気のことを言います。中でも唇に感染する口唇ヘルペスはよく知られており、多くの方を悩ませています。ヘルペスウイルス自体はそれほど珍しいものではありません。ヘルペスウイルスは一般的な生活環境の中では様々な場所に生息しており、何らかの理由でついてしまうことも起こり得ます。しかしながら、人間の免疫機能によってヘルペスウイルスを退治することが出来るので、症状が表れないケースも多いです。では、どのようにして口唇ヘルペスなどの症状は発生するのでしょうか。それは人間の免疫機能の低下と深く関係しています。人間が日常生活を送る中で睡眠が不足にしたり、疲労が溜まったりすることは少なくありません。そのような状況でヘルペスウイルスに感染してしまうと、免疫機能が一時的に負けてしまうこともあります。その結果、口唇ヘルペスや性器ヘルペスに掛かってしまうということです。

ヘルペスは急性炎症性皮膚疾患の1つでもあります。急性炎症性皮膚疾患とは、何らかの理由で皮膚に炎症性の疾患が発生することを言います。ヘルペスは基本的に単純疱疹と帯状疱疹の2つを合わせた言い方です。口唇ヘルペスや性器ヘルペスは単純疱疹に含まれます。口唇ヘルペスは唇の周りに赤い水ぶくれが出来る症状を言います。疲れやストレスなどが溜まっているときに発生することが多いです。統計によると日本人の10人に1人は口唇ヘルペスにかかったことがあるとされています。これはあくまで自覚症状があった場合のみの推計なので、実際にはこれよりも多くの方がかかった経験を持つと考えられます。子供の時に口唇ヘルペスにかかっていると免疫が出来るので、大人になってから再びかかったときに重症化しにくいとされます。ところが、最近では子供の間にかからずに大人になってから初めてかかることにより、重症化するケースが増えています。

性器ヘルペスは性器やお尻の周辺などに水膨れが出来る病気を言います。性的な接触によってウイルスが感染することを原因としています。家族間で洋式トイレの便座を使用することによって感染することもあります。初めてかかった時に特に重い症状が出やすいとされています。二度目以降の感染の場合は免疫で症状が緩和されることも多いです。性器ヘルペスはクラミジアの次に感染者の多い性感染症となっています。

ヘルペスの感染力はそれほど高くありませんが、初めての感染の際に大きな症状が出やすいので予防することは非常に重要と言えるでしょう。また、一度かかったことのある方もいかにして再発を防ぐかがポイントになります。ヘルペスは真菌症の1つですが、真菌症には様々な種類があるので治療の際にはどのウイルスを原因としているかを解明することも大切です。

口唇ヘルペスなどの発症を防ぐためには抵抗力を高めておくことが有効となります。体調が整っていて抵抗力が高い状態であれば、潜伏しているヘルペスウイルスの影響を受ける可能性が低くなります。バランスの良い食事をとることは、体調を整えて感染症の発症を防ぐことに繋がります。仕事などが重なって疲労がたまっているときほど、食事から栄養を摂取することの重要性が高まります。実際に発症していなくてもウイルスが体内に潜伏しているというケースは多くあります。そのため、予防や再発防止に向けて、対策を練っておくことが大切です。症状が出たときにはその原因を解明し、有効な対処を行う必要があります。使用する薬を的確に選ぶためにも、必要に応じて医師の診断を受けることも重要となっています。感染力の大小にかかわらず、予防と再発防止の両方が大切と言えるでしょう。